薬剤師を目指したきっかけをお聞かせください。
私は幼稚園のころからアトピー持ちで、お薬に接する機会が多かったのです。もらったお薬を使うとすぐに症状が治まるので、「お薬ってすごーい!」と幼少の頃から実感していました。また、実家が病院だったこともあり、ドクターとしての父親はとても大変そうでしたので、薬剤師として父親のサポートが出来る様になりたいと思いました。
そんな親孝行をしたい一心で薬学部に進学しましたが、身近な人から「薬剤師っていらないんじゃない?」と言われてショックを受けたことがありました。ですが逆に、「じゃあ、必要な薬剤師ってどんな薬剤師だろう?」と考えるようになりました。例えば、「お薬を飲むことが負担になってないですか?」など、患者さんに寄り添ったアドバイスが出来るのは薬局薬剤師ならではと思うに至り、患者さんのそばで日々の生活にも関わることが出来るのは、薬局薬剤師だと考えるきっかけになりました。
どうしてサンプラザ薬局を選んだのですか。
サンプラザ薬局は京阪沿線を中心に出店していますので、患者さんのライフスタイルに合わせたご案内が出来ます。たとえば、勤め先の最寄り駅は枚方市駅ですが、自宅は別の駅近だとすれば、患者さんのその時々のご都合にあった薬局をご案内することが出来ます。地域に固まって出店している強みはこういうことなのかなと思っています。
勉強会についてお聞かせください。
新人なので毎日の業務が勉強ですが、社内勉強会は、どうしても予定が合わない時以外は参加しています。勉強会は毎月テーマが異なっているので、いつも新たな発見があります。興味のある分野、スキルアップしたい分野の勉強会があれば、社外の勉強会にも参加していきたいです。
目指す薬剤師像とそれを実現するための取り組みをお聞かせください。
患者さんの生活に寄り添うためには、まず患者さんから話しを聞かないと、その方の生活が見えてこないと考えていますので、出来る限りお話しを聞くことを常に心がけています。先ずは患者さんにとって身近で気軽に話してもらえる様な薬剤師を目指したいです。
今は、先輩薬剤師の方を見て真似しています。みなさん素晴らしいところを持っておられ、自分も身に付けたいことばかり。日々意識して先輩の様になりたいと思っています。また、自分が失敗した箇所は、先輩ならどう対処しているかも観察しています。患者さんから見て、新人の薬剤師が頼りなかったとしたら、その患者さんは損をした気分になると思います。そんな薬剤師に当った患者さんは、お薬の事で相談したい事があっても、おそらく患者さんの方から相談はされないと思うのです。だから患者さんには、なるべく不慣れな部分やたどたどしい所は見せないように意識して接しています。
サンプラザ薬局では同期とのコミュニケーションが盛んだとお聞きしましたが。
その通りです。私の場合は、近くの薬局に同期のメンバーがいますので、社内勉強会や飲み会などを通して、仕事の話しからプライベートな話しまで気軽に情報交換しています。例えば、自局では普段取り扱わない科目について、別の薬局で取り扱っていたら積極的に情報を仕入れるようにするなど、つい仕事の話しをしてしまいます。
いつも仕事のことばかり考えていると誤解されそうですが、プライベートでは愛犬のトイプードルとのんびりした時間を過ごしてしっかりリフレッシュ出来ていますよ。私の場合はプライベートの時間でも同期のメンバーと遊びに出かける事があります。同期だからこそ、みんな躓くところや悩みどころの共通部分が多いので、みんながスッキリするまで話し合えるのも魅力なんです。同期だと、同じ役職が多かったり、産休明けだったり、同じような状況にあることが多いと思うので、これからも同期の仲間は大事にしていきたいですね。